サーキットへ行くのが初めての方も多かったので、常磐高速道路の守谷SAで集合し、ツインリンクもてぎへ移動しました。

写真は、水戸北ICの出口の様子です。

サーキットに到着したら、まずはアクティブセーフティトレーニングパークに集合です。

ここで開会式とスクールの内容の説明があります。

普段は施設の車両（シビック）を使ったトレーニングを行いますが、今回は特別にオーナーカー（R35）を使ってのトレーニングを行いました。

(1)スキッドリカバリー
　滑りやすい路面で強制的にスピン状態を再現し、車両をコントロールする練習です。

(2)スリパリー
滑りやすい様々な路面で構成されたコースで、車の姿勢を制御しながら、できるだけ速いタイムで走る練習です。

この後、ホテルツインリンクへ移動し、懇親会が行われました。

懇親会では、特別講師で参加頂いた鈴木利男さんや日産自動車から頂いた記念品争奪のじゃんけん大会も行われ、目玉賞品のニュルブルクリンクを走行したテスト車両のブレーキローターは、くろとらさんが見事にGETされました。

おめでとうございます。

２日目は夜中に降った雨の影響で、路面はフルウェット。
それでも、朝靄の中、走行準備でホテルの駐車場に集合です。

最初のメニューは、ロードコースの先導走行です。

ウェット路面を先導車のスピードに合わせて５台１組での走行は、予想していたよりもハイペースで、終わる頃にはみな息が上がっていました。

ロードコース走行後、そのままコントロールタワー前に車を並べて記念撮影を行いました。

パドックへ移動し、給油をかねてちょっと休憩です。

サーキット走行では、予想以上に燃費が悪くなります。前日のメニュー開始前に余裕があったガソリンは、約１時間のロードコース走行で空っぽになってしまいます。

続いてのメニューは、オーバルコースを使用しての、フルブレーキング＆パイロンスラロームです。
フル加速して約150～160km/hからのフルブレーキは、ノーズダイブさせないようなブレーキングが短く止まるためのポイントです。

パイロンスラロームでは、進入スピードを60km/hから少しずつ上げていきます。90km/hを超えると、スラローム時の横Gは１Gを超えます。

南コースへ移動して、特設コースを使用した中速コーナリングの練習です。

ここでは、フリーの走行になるので、参加者の皆さんは思いっきりアクセルを踏み込んで、時にはスピンしたりしていました。

南コースでは、鈴木利男さんがそれぞれのオーナーカーを運転する同乗走行も行いました。

R35の開発ドライバーの次元の違う走りを体験して、皆さん大満足でした。

さらに、午後には、同じ南コースを使って、ＮＩＳＭＯクラブスポーツパッケージの試乗会も行いました。

午前中に自分の車で走った、同じコースをＮＩＳＭＯの車を実際に運転して走ることで、オプション装着の効果を実感してもらいました。「車が軽快に動く」といった感想が多かったですね。

途中の空き時間には、鈴木利男さんがオーナーカーのエンジンカバーへサインをしてくれたりと、大サービスです。

こうして、２日間のスクールは無事に終了しました。
とても有意義な時間を過ごすことができ、またこのようなイベントを開催したいと思います。

今回のドライビングスクール開催にあたり、ご協力頂きました関係者の方々、および、ここに紹介した写真をご提供頂きました方々へお礼申し上げます。ありがとうございました。